古民家
2018年10月24日
旧中島家ワークショップまつり~竿ばかりとかまど
さて、報告がおそくなりましたが旧中島家住宅ワークショップまつりの後編です。
さおばかり体験のメニューは、市民学芸員が博物館とともに開発したもの。例年秋に博物館を訪れる小学生への体験メニューとして親しまれています。

いまは、置くだけで重さが表示されるデジタルばかりが主流だけれど、ちょっと前まではアナログでした。さらにその前はばねばかりもありましたね。竿ばかりはそのもっと前から使われていたもの。はかる単位もグラム、キロではなく匁や貫です。(新しい時代の竿ばかりにはキロ表示のもあります)
分銅とはかりたいものとのつり合いで、重さをはかります。

さてこれは何でしょう。

竿ばかりのなかでも重い物をはかる大型の竿ばかりです。
20貫(75kg)まではかれます。(わたしもはかれる(笑))
ブランコや支えている木枠は、木工が得意な市民学芸員の手作りです。
毎年彦根で行われる博物館夏祭りで行っている人気の体験メニューです。こどもたちは、貫や匁で体重を教えてもらいます。10貫なら37.5kgです。

こちらはかまど体験。
今回は、市民学芸員のほかに、2年前かまど再生をおこなってくれた実行委員のメンバーも集まってくれました。
だいぶんなじんできた新しいかまどでの火吹き体験。

せいろで蒸しているものは何でしょう?

それはモチ米でした。
蒸しあがったもち米は木臼にうつされ、みんなで餅つき体験です。

きなこ、大根おろし、砂糖醤油。
突きあがったお餅は参加者にふるまわれました。


お昼には、かまどで白いご飯を炊きました。
かまどでのご飯炊きは、毎月「かまどめし」事業として博物館で実施され、市民学芸員もボランティアとしてかかわっています。
炊きあがったご飯はみんなにふるまわれました。
市民学芸員のこれまでの足どりをたどる、楽しい秋の一日になりました。
さおばかり体験のメニューは、市民学芸員が博物館とともに開発したもの。例年秋に博物館を訪れる小学生への体験メニューとして親しまれています。

いまは、置くだけで重さが表示されるデジタルばかりが主流だけれど、ちょっと前まではアナログでした。さらにその前はばねばかりもありましたね。竿ばかりはそのもっと前から使われていたもの。はかる単位もグラム、キロではなく匁や貫です。(新しい時代の竿ばかりにはキロ表示のもあります)
分銅とはかりたいものとのつり合いで、重さをはかります。

さてこれは何でしょう。

竿ばかりのなかでも重い物をはかる大型の竿ばかりです。
20貫(75kg)まではかれます。(わたしもはかれる(笑))
ブランコや支えている木枠は、木工が得意な市民学芸員の手作りです。
毎年彦根で行われる博物館夏祭りで行っている人気の体験メニューです。こどもたちは、貫や匁で体重を教えてもらいます。10貫なら37.5kgです。

こちらはかまど体験。
今回は、市民学芸員のほかに、2年前かまど再生をおこなってくれた実行委員のメンバーも集まってくれました。
だいぶんなじんできた新しいかまどでの火吹き体験。

せいろで蒸しているものは何でしょう?

それはモチ米でした。
蒸しあがったもち米は木臼にうつされ、みんなで餅つき体験です。

きなこ、大根おろし、砂糖醤油。
突きあがったお餅は参加者にふるまわれました。


お昼には、かまどで白いご飯を炊きました。
かまどでのご飯炊きは、毎月「かまどめし」事業として博物館で実施され、市民学芸員もボランティアとしてかかわっています。
炊きあがったご飯はみんなにふるまわれました。
市民学芸員のこれまでの足どりをたどる、楽しい秋の一日になりました。
rittoigaguri at 21:45|Permalink│Comments(0)
2015年07月05日
旧中島家住宅かまど再生ワークショップ!!7月4日
旧中島家住宅かまど再生事業、いよいよ新しいかまど構築の日がやってきました。
20年間使われたかまどを砕いてふるった土、下戸山の田んぼからいただいた土、砂、藁スサなどを混ぜ合わせた土が、この日をまっていました!!

朝からどんよりとしたお天気の中、まずは館長あいさつから。

本日使用する木コテには、参加者のサインが入ります。サポーターの皆さんのサインのあと、市民学芸員も名を連ねます。

旧中島家の庭で熟成させた土。今年の梅雨、能く雨が降ったので水分が抜けず、市民学芸員も四苦八苦しました。なんとか、使える土になってくれたみたいです。ひねたにおいが熟成を証明しています。
この土をつかって泥団子を作り、かまどを積み上げるのです。まず左官のプロ、宮奥さんの話を聞きます。

土の中に、新しく刻んだ藁を入れ、水分を調節します。
長靴でフネに入り混ぜ混ぜ・・・。子供たちも大喜び。

藁で水分を調節した土を団子にしていきます。
宮奥さんによれば、熟成されたこなれた藁と、新しく入る藁が混ざることで、かまどの強度が増すのだそうです。

中島家の土間に設置されたかまどの内型。この周りに土を積んでいきます。

まずは1段目。まだまだ先が見えません。

まだまだ藁が必要です。
スタッフ、じゃんじゃん刻んでいきます。

団子状の土をなじませていきます。

焚口の様子。

焚口の部分には瓦が使われます。
だいぶつみあがってきました。

こんな感じです。ずいぶんつみあがったので、あとは明日のメンバーにバトンタッチです。

雨の中、お疲れ様でした。
20年間使われたかまどを砕いてふるった土、下戸山の田んぼからいただいた土、砂、藁スサなどを混ぜ合わせた土が、この日をまっていました!!

朝からどんよりとしたお天気の中、まずは館長あいさつから。

本日使用する木コテには、参加者のサインが入ります。サポーターの皆さんのサインのあと、市民学芸員も名を連ねます。

旧中島家の庭で熟成させた土。今年の梅雨、能く雨が降ったので水分が抜けず、市民学芸員も四苦八苦しました。なんとか、使える土になってくれたみたいです。ひねたにおいが熟成を証明しています。
この土をつかって泥団子を作り、かまどを積み上げるのです。まず左官のプロ、宮奥さんの話を聞きます。

土の中に、新しく刻んだ藁を入れ、水分を調節します。
長靴でフネに入り混ぜ混ぜ・・・。子供たちも大喜び。

藁で水分を調節した土を団子にしていきます。
宮奥さんによれば、熟成されたこなれた藁と、新しく入る藁が混ざることで、かまどの強度が増すのだそうです。

中島家の土間に設置されたかまどの内型。この周りに土を積んでいきます。

まずは1段目。まだまだ先が見えません。

まだまだ藁が必要です。
スタッフ、じゃんじゃん刻んでいきます。

団子状の土をなじませていきます。

焚口の様子。

焚口の部分には瓦が使われます。
だいぶつみあがってきました。

こんな感じです。ずいぶんつみあがったので、あとは明日のメンバーにバトンタッチです。

雨の中、お疲れ様でした。
rittoigaguri at 18:28|Permalink│Comments(0)
2015年06月15日
市民学芸員TVに登場!
6月13日にBBC放送の地上波広報番組「ほっと栗東」で、栗東の歴史遺産をいかしたまちづくり、ということで旧中島家住宅かまど再生事業がとりあげられました。放送では5月におこなわれた、かまど解体の様子が紹介されました。市民学芸員の活動の様子も、ばっちり写ってました!!
放送を見逃された方、6月20日(土)18:05~18:10に再放送がありますよ~!!
かまど再生、取材の様子(^.^)
rittoigaguri at 20:07|Permalink│Comments(0)
2015年05月27日
ワークショップ~旧中島家住宅かまど解体2日目~
二日目が始まります。
昨日の様子は、さっそく新聞に掲載されていました。(中日新聞)
昨日に引き続き、宮奥さんに指導してもらいます。
土の焼けた様子、外側の粘土に入った藁スサの様子を観察。粘土の積み方もわかります。
庭では、かまど再生用に熟成させている土の様子をみます。
慣れない手つきで、かまどを解体していきます。
見守る市民学芸員。このかまどで、多くの子供たちと火吹き体験しました。
外では、初夏の陽気のなか、土を砕く作業。
五口あったかまどは、最後の一口を解体中。この部分は、かまどめしを炊こう!!事業で月一回程度使われていただけなので、傷みは少なかったです。
のこり半分になったところで、土の積み上げ方を図面に残します。
さあ、もう一息です。
感慨深げに眺める、かまど管理人の田中さん。
全部崩れました。三和土の部分も火を受け続けたことで、くぼんでしまいました。
こんな感じです。
無事解体が終わりました。
6月6日(土)にはかまど用の土作りを行います。
(一般の参加は募集を終わっています。市民学芸員の皆様、サポートお願いいたします)
rittoigaguri at 21:04|Permalink│Comments(0)
2015年03月21日
今年度さいごのかまどめし
今年度最後の「かまどめしを炊こう!」が開催されました。
参加者のかまど体験を、市民学芸員がサポートします。

火のかげんを入念にチェック。おいしいごはんと味噌汁をつくります。

出来上がったごはん。かまどで炊くごはんは最高です。
市民学芸員もお米を持ち寄り、炊いたご飯をいただきます。
ごはんの出来上がりを入念にチェック。次回につなげます。

本日は絵本の読み聞かせもありました。

実はこのかまど、かなり老朽化していて、来年度には作り直しがおこなわれます。
長い間、おつかれさまでした。
参加者のかまど体験を、市民学芸員がサポートします。

火のかげんを入念にチェック。おいしいごはんと味噌汁をつくります。

出来上がったごはん。かまどで炊くごはんは最高です。
市民学芸員もお米を持ち寄り、炊いたご飯をいただきます。
ごはんの出来上がりを入念にチェック。次回につなげます。

本日は絵本の読み聞かせもありました。

実はこのかまど、かなり老朽化していて、来年度には作り直しがおこなわれます。
長い間、おつかれさまでした。
rittoigaguri at 21:56|Permalink│Comments(0)