栗東歴史民俗博物館市民学芸員の会のブログ

2015年06月

7月例会は以下の通りです。

1都名所圖會輪読会 
 7月26日(日)9:30~
 ※第2巻の最初より
 (予告)8月30日(日)9:30~

2企画展『竹村定治コレクション展』―鉄道模型の世界― 
 第二展示室で展示準備を行います(7月3日まで)
 準備に参加できる方は、博物館までご連絡を!!

 ★いよいよ7月4日より、企画展『竹村定治コレクション展』―鉄道模型の世界― オープン!!
 ★関連イベント!鉄道模型運転会 7月18,19,20日です。ご協力お願いします。
  7月11日に運転会の資材搬入、組み立て、試運転を行います。
  20日は15時まで。その後撤収作業です。
  運転会開催中、操作レクチャー、会場整理など6名程度のボランティアが必要です。
 ☆懇親会を7月19日に行います。18時30分より、草津西口「串八」にて。
  申し込みは7月15日まで。

3かまど再生事業
  7月4日・5日(土・日)10:00~16:00
  (ワークショップ)かまど土積み上げ作業
  市民学芸員は9:30集合。汚れても良い服装で!弁当持参。

4博物館夏祭り、今年もあります。
 8月22日(土)、彦根ビバシティにて。
   

◆盛りだくさんです。参加できる方は栗東歴史民俗博物館まで◆

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市民学芸員がかかわる展示、第2回目。
企画展「竹村定治コレクション展 鉄道模型の世界」
6月24日、展示の準備がいよいよ始まりました。
前回の展示から5年。竹村定次さんのコレクション整理をはじめて8年、その成果を公開します。
休館中の展示室内で、展示ケースの中に入り展示物を並べる作業は、とても緊張するけれどとってもやりがいのある時間です!!
レイアウトされた展示台に、鉄道関連の書籍をならべます。
ケースの外にいる会員、ただ見ているだけではありません。もうちょっと上、右、と見学者の視点で作業を確認しているのです。

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鉄道模型もならびはじめました。
このケースも市民学芸員の手作りです。このあとにも、ケースを固定したり説明板を置いたり細かな作業がまっています。

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細かなものは、こうした平置きのケースが適しています。
どうすれば見やすいか検討しています。

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展示作業二日目。
展示室がにぎやかになってきました
展示物を運ぶ台車や、工具ののったカートなど展示の裏側が垣間見れます。

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展示室の正面のケースは、目立つ場所であり奥行もあるので、展示のセンスのみせどころです。
さて、どのような仕上がりになるのか。
栗東歴史民俗博物館では今週の土日は休館。
展示作業は週明けから再開となります。
あと1週間が勝負です!!

博物館の芝生広場のちかくで、今年も姫楮が実をつけています。

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ヒメコウゾはクワ科。和紙の原料となるコウゾは、ヒメコウゾとカジノキとの雑種ということです。
もうしばらく、赤い実がみられます。
樹皮を使って、一度紙作りに挑戦してみたいですね。

6月13日にBBC放送の地上波広報番組「ほっと栗東」で、栗東の歴史遺産をいかしたまちづくり、ということで旧中島家住宅かまど再生事業がとりあげられました。放送では5月におこなわれた、かまど解体の様子が紹介されました。市民学芸員の活動の様子も、ばっちり写ってました!!
放送を見逃された方、6月20日(土)18:05~18:10に再放送がありますよ~!!

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かまど再生、取材の様子(^.^)

今日は、特集展示「土の埴輪と木の埴輪」に関連して、公開講座「近江のはにわ」が開催されました。市民学芸員としても共催として、参加させていただいています。
講師は、公益財団法人滋賀県文化財保護協会の辻川哲朗さん。長年にわたり埴輪の研究をされています。
今回の講座では、埴輪の細かな製作技法や古墳のプランなどから、古墳時代の近江の地域集団おありかた、大和政権とのかかわり、地域首長のネットワークなど、壮大なお話をわかりやすく語っていただきました。

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講師の辻川氏。

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市民学芸員もスタッフで活躍。

博物館の埴輪の展示、もう一度ゆっくりと見学しなくては。。
しかしあと一週間で会期は終わりです。
考古関連の展示としては、秋に古代の役所についての展示が企画されています。
今回、古墳時代の地域のあり方を学んだので、次の時代である律令期の地域がどんなだったか、次回の展示がたのしみです(^^)/

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