都名所圖會の輪読からはじまった、この見学会。
平成29年度2回目は紅葉真っ盛り、11月19日の開催となりました。

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喧噪の円山公園をぬけると、すぐに紅葉真っ盛りの長楽寺山門にたどりつきます。
桓武天皇勅願で、伝教大師開基の長楽寺。平清盛の娘徳子が壇ノ浦の戦いで入水するも助けられ、出家したのがこの寺院です。出家した建礼門院は壇ノ浦の戦いで祖母とともに入水して8歳の生涯をとげた安徳天皇がいまわのきわまで身につけていたという直衣をお布施とし、自ら幡として菩提を弔いました。その幡は寺宝として残されています。

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室町時代には時宗寺院となります。
かつては円山公園あたりまで広大な寺域を有していました。

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平安の滝。
石垣をみていると、多くの石仏が見えてきます。

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庭園は相阿弥の作。紅葉が水面にうつります。

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長楽寺境内には、東山を愛した幕末の文人頼山陽、その子頼三樹三郎などの墓があります。

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大谷祖廟。

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山すそを北に少し行くと、大弁才天が。ここほ次に訪れる安養寺の境内の一部です。

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長楽寺、大谷廟の北。山裾にそっていくと慈円山安養寺に出会います。眼下の円山公園の名は、ここからきています。寺伝では桓武天皇勅願で最澄開基とされ都鎮めの寺であした。平安末に青蓮院の慈円が中興。法然がこの地に庵をむすんだ「吉水草庵」としても有名です。室町時代には時宗寺院となります。

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紅葉を見ながらひきかえします。
再び先ほどの大弁才天まで戻ります。傍らには慈円の供養塔がたたずんでいます。

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円山公園までもどり、外国人観光客でごった返す通りをしばらく行くと、紅葉真っ盛りの高台寺にたどり着きます。慶長年間に秀吉の菩提を弔うため妻北政所が開創した寺です。建仁寺の三江禅師を招き臨済宗の寺院となります。

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江戸時代中期にはたびたび火災にあったといい、当時あった多くの堂宇は失われているといいますが、それでも開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭など重要文化財建造物がのこります。

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国の史跡・名勝に指定されている庭園。小堀遠州によるものです。

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都名所圖會にも、千利休が好むと記載された傘亭。

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高台寺を出ると、高台寺の宝物を展示する掌美術館、ねねの住まいした圓徳院も訪問。
高台寺から八坂法観寺へ。外国人や、レンタル和装の若者がごった返しています。

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法観寺は京都観光案内の写真には必ず登場する八坂の塔で有名。聖徳太氏開基を伝えます。現在の塔須弥壇の下に古代の塔心礎石が残っており。白鳳期にはすでに堂塔があったといえます。現在の塔は永享2年(1440)の再建で、重要文化財。

八坂の塔から大雲院へ、そして八坂神社に戻ります。
大雲院は織田信長の子信忠の菩提を弔うため、二条城の場所に建立された寺院。その後秀吉の都市政策で四条河原町に移転。この時期の大雲院の一角は2014年に発掘調査されています。昨年の栗東歴史民俗博物館での兼康保明氏の講演では、旧大雲院出土の豊臣秀次供養塔がでてきましたね。
さらに大雲院は昭和40年代に東山の地に移転し現在に至ります。現大雲院は大倉財閥の設立者大倉喜八郎旧邸。大雲院移転の前からあった銅板屋根の祇園閣が目を引きます。祇園閣は国の登録有形文化財。

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八坂神社に戻ってきました。今回のウオーキング終点です。
お疲れさまでした。