市民学芸員の会では、継続して江戸時代の「名所圖會」をよみ、街道ウォークをしています。『東海道名所圖會』には栗太郡の名所も多く記載されていますが・・そのなかでも草津の紹介として「草津の青花紙」が紹介されています。
栗東歴史民俗博物館の7月の展示はこの「青花紙」です。

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 青花紙は、友禅染の下絵に使われることで知られます。かつては旧栗太郡の広い範囲で生産されており、栗東市域でも生産されていました。今回の展示は、かつて生産していた栗東市・草津市が連携して、旧栗太郡の特産品の青花紙をテーマとりあげられます。
 展覧会では関連事業ももりだくさん。

 現地見学会:7月17日(日)9:45~11:15
 講演会「浮世絵の色―戸ッ子の愛した青花の色」:7月17日(日)14:00~16:00
 青花紙づくり体験会:7月30日(土)10:00~12:00
※詳細は栗東歴史民俗博物館 まで!!

草津宿街道交流館では、7月30日(土)~9月4日(日)まで、平成28年度夏季テーマ展 「KURITA BLUE-名産青花紙の生産と流通-」が開催されます。