市民学芸員と栗東歴史民俗博物館の共催で開催中の「文化財と拓本」。
先週は展示に関連して拓本の実演会がありました。
文化財を写し取る拓本ですが、今回はその道具を紹介しようと思います。

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まずは画仙紙。拓本では紙を文化財に密着させる必要があり、伸びのいい中国製の画仙紙が使われます。
石造物、金工品、考古資料など、目的によって紙の厚さを選びます。
刷毛は紙を密着させるために水でぬらすときに使います。

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これがなくては始まらない。拓本墨。
市販のものもありますが、拓本家は手製のものを使うようです。
油・松煙・もぐさなどで作るとのことですが、人によってレシピは異なるようです。

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タンポ。絹に棉を詰めてるてる坊主のようにします。
棉も化繊を使う人、木綿の人様々らしい。
墨の出具合がかわるとのこと。

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霧吹き。ちょっと高級です。
水に濡らす方法もいろいろ。対象のものによってもかわる。

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紙を密着させる乾いたタオル、拓本を挟む新聞紙、画仙紙の固定に使う紐(ゴム)。

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その他。
現地でメモを取る、紙を切る、などのため文房具。
このほか長靴、軍手、ノート、方位磁石、カメラ、蚊取り線香、帽子、バケツ・・などが野外調査には必要です。

もっと詳しく知りたい方は、いがぐりの会まで。
(連絡先は栗東歴史民俗博物館です)