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本日は、展示「文化財と拓本」に関連して展示解説会と拓本の実演会が行われました。

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まずは展示担当の中川学芸員から展示の解説を聞きます。

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石造品とその拓本に見入る参加者。
この写真は金勝寺参詣道におかれていた丁石の拓本。今では貴重なものになりました。

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本日拓本実演する、わが栗東歴史民俗博物館市民学芸員の澁江会長も解説に参加。
これらの拓本も澁江会長がとられたものです。
拓本は文化財を記録に残す手段であり、文化財そのものには墨をつけず、文化財に紙をあてその上から墨をつけていくものであることを強調されます。
(魚拓とは反対ですね。ただし魚拓にもいろいろ方法があるらしいですが)

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解説の後、拓本実演にうつります。石造品に合わせた大きさの画仙紙を当てます。

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刷毛で水をつけていきます。

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紙がぴたりと石につくよう、ゴムで縛り、さらに側面にも水をつけていきます。

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水をつけ終わると、丸めたタオルで紙を石に密着させていきます。

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紙を貼りつける作業の出来具合は、拓本の出来に大きく影響します。
それゆえ念入りに作業。ただしやりすぎると紙がけば立ったり破れたりするので加減が必要。

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いよいよ墨をつけていきます。タンポに手製の拓本墨をつけ、石造品に貼り付けた画仙紙に墨をのせていきます。

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文字や加工の痕跡などには注意を払います。

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墨をつけ終わると、丁寧に拓本を巻き取っていきます。

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完成した拓本。石造品を見ただけではわかりにくかった文字が浮き上がっています。

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参加された皆さんは、様々な拓本を、興味深く見学されていました。

展示にも多くの拓本が展示されていますが、準備段階には市民学芸員がそのほか多くの拓本をとりました。
これからはそうした拓本の整理作業が必要になってきます。
とりあえず本日はお疲れさまでした(^^)/