五月晴れの日曜日、久しぶりの中山道ウォークです。

能登川駅からバスで、近江鉄道愛知川駅へ。


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人気のない駅前で、本日の日程を聞きます。


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中山道にはいります。

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愛知川宿を進んでいきます。

河脇神社、井上神社、石部神社などを通りすぎ、街並みをながめつつ歩いていきます。式内社の石部神社は、この日、お祭りだったようです。

 

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街並みが途切れると、宇曽川に出合います。

一級河川の宇曽川は、水量が豊富で、舟運が盛んだったといいます。井伊家の年貢米や、丸太などが運ばれていて、「運送川」が「うそがわ」になったとか。

宇曽川にかかっているのは、歌詰橋。その由来は・・・

天慶三年、藤原秀郷が平将門を切り、京に上る途中この橋にさしかかりました。そこになんと目を見ひらいた平将門の首が飛んできたとのこと。秀郷は将門の首に、歌を一首といい、将門の首は歌に詰まってこの橋に落ちた・・そこで「歌詰橋」というようになった、との伝説です。

この恐ろしげな伝説の橋から北は、豊郷町です。

 

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歌詰橋を渡り、しばらく行くと左手に千樹寺がみえます。ここは「江州音頭発祥の地」と大きく掲げらています。行基が開いた近江四十九院の一つといわれ、織田信長によって焼かれたものの、天正十四年に再建。この時の落慶法要で経文に節をつけ唱え、踊ったことが江州音頭の始まりということです。

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しばし休憩し、中山道を歩き出します。つづく。