秋から冬は、栗東歴史民俗博物館にたくさんの小学生が訪れます。
いがぐりの会もボランティアとして、子供達の体験学習をお手伝いします。
いがぐり一押しのメニューは「竿ばかり体験」。
むかしの人が(ここではだいたい50年くらい前より古い時代を「むかし」と言ってます)物を計量する手段として、竿ばかりがありました。いまではデジタルで簡単に量れる「重さ」ですが、竿ばかりでは、おもりとの微妙なバランスで物の重さを量りました。単位も今と違い、匁(もんめ)です。

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旧中島家で竿ばかりについて語る会員。大津市内の小学3年生22名とともに。

量るのは少し大変だけれど、これさえあればどこでも計量ができる。
昔のくらしの道具を使うのは少し大変だけれど、竿一本で計量できるし、電気もいらない。人々のくらしにとって、何が便利か考えさせられますね。
子供達は、どう感じてくれたかな?